JA-IT研究会は、下記のとおり第51回公開研究会を開催します。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

  日 時 2019年2月15日(金)13:00 ~16日(土)12:00
  場 所 東京・JAビル27階 大会議室
  テーマ (1日目)集落営農再編の課題と農協/(2日目)外国人労働者問題と農協

 

     「集落営農の再編」 「外国人労働者」     

        今回は二本立てのテーマで議論します!


■プログラム(予定) にカーソルを置くと補足説明をご覧いただけます。

1日目 2月15日(金)13:00~17:45 

 テーマ:集落営農再編の課題と農協

 2007年からの品目横断的経営安定対策に対応して、全国で多くの集落営農が設立されたが、10余年後の現在、後継者・オペレーターの不足、経営拡大と設備投資による資金繰りの悪化、組合員の土地持ち非農家化などが問題になっている。
集落営農は単なる担い手経営体ではなく、「地域の共益の増進を目的とした自治組織」であり、地域社会の維持・存続と一体で考える必要がある。また農協にとっては、営農指導を通じた「農業政策」、農村機能の維持を図る「地域政策」、組合員の主体性を引き出しながら協同活動を促進する「組織政策」でもある。
 複数集落のネットワーク化や3階建ての連合会方式など、補完システムの構築も重要になってきている。再編期に入った集落営農の課題と今後の方向性を議論しながら、「地域農場制農業」のあるべき姿を検討したい。
 各参加者が討論に積極的に参加されるよう期待する。

受 付 12:00 ~

開会挨拶 13:00〜13:10
 ◆JA全中 常務理事 肱岡 弘典

基調報告 13:10〜14:00
集落営農再編の課題と農協 
 ◆JA全中 JA支援部次長 元広 雅樹

実践事例1 14:10〜15:00
JA上伊那における集落営農組織の現状と、意向調査から見える課題 
 ◆JA上伊那 常務理事 下村 篤

実践事例2 15:10〜16:00
田切農産の歩みと進むべき今後の方向  
 ◆(株)田切農産 代表取締役 紫芝 勉

質疑・討論 16:00〜17:45

◇交流懇親会 18:00~20:00 (別会場にて)

2日目 2月16日(土)9:00~12:00 

 テーマ:外国人労働者問題と農協

 その政策を転換する法改正が行なわれた。しかし外国人労働者の受け入れは、「労働力」の輸入ではなく、一人の「生身の人間」を受け入れることに他ならない。彼らが安心して働ける環境と信頼関係を、農村社会としてどう形成していくか。
 たとえば、栽培期間が限られる場合における周年の効率的な産地間継続実習など、日本農業の実態にあった受け入れ体制も求められる。また、実習生の意欲向上と労務管理をどう両立させるか。これらの課題を整理しながら、新たな制度運用の方向性を探るとともに、茨城県での取り組み事例・実態を踏まえ討議したい。

基調報告 9:00〜10:00
定着し日本農業を支える技能実習制度―外国人労働力の大きさ、展開する農業種類・地域  
 ◆日本農業経営大学校 校長、早稲田大学 名誉教授 堀口 健治

実践事例4 10:10〜11:00
協同組合エコ・リードの外国人技能実習生受入事業の取り組み 
 ◆協同組合エコ・リード 理事長 成井 貞行

総合討論 11:10〜11:50  

閉会挨拶 11:50〜12:00
 ◆JA-IT研究会 代表委員 今村 奈良臣

JA-IT研究会 2018年度第4回運営委員会(役員のみ) 13:00〜15:00


■ 参加費(当日会場で申し受けます)
会 員:12,000円(交流懇親会費込)
非会員:17,000円(交流懇親会費込)
※ 会員ならびに団体特別会員で2人目以降の参加者は、参加費が9,000円になります。
※※ 会員・非会員ともに、参加費に宿泊費は含まれていません。宿泊は各自でご手配ください。

■ 参加申込み締切  2019年2月8日(金)
※ 締切日を過ぎてのお申込みは、JA-IT研究会事務局宛ご相談ください。

■ お願い
・JAビルに入館するには、氏名の事前登録が必要です。必ず事前に参加お申込みください。原則として当日の飛び入り参加はご遠慮ください。
・皆様のJAでの実践を整理のうえ、討論ではぜひご発言をお願いいたします。


■ 公開研究会案内は下記よりダウンロードできます。  
第51回公開研究会案内 ■ お申込み方法 
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