67回目のJA総合営農研究会の公開研究会を開催いたします。
対面で実施する予定ですが、オンラインでも参加可能です。
各地のJAの皆様からのご参加を心よりお待ち申し上げております。
*前回から、木曜・金曜の開催となりました。ご注意ください
日 時 | 2025年2月6日(木)13:00〜17:00 2月7日(金)9:00〜12:00 | |
場 所 | JAビル 32階3207・3208会議室(全農) オンライン参加可(zoom使用) 東京都千代田大手町1-3-1 地図 | |
テーマ | 転機を迎えた水田農業・米産業と産地戦略を考える |
■ 開催趣旨
平年作にもかかわらず令和の米騒動・価格高騰が生じた要因は、現在の水田政策における制度疲労にある。この点は,政府及び与野党が水田政策の抜本的見直しを提起していることにあらわれている。
さらに、2040年の主食用米の需要量予測は農水省が493万t、全米販が375万tである。また、米・麦・大豆土地利用型の予測(基本計画作成部会)によると、経営体が20年の60万から30年には27万へ、面積が216万haから142万haへ大幅に減少する。この予測は、水田農業の存立の危機を示している。以上の状況を克服するための産地戦略の構築が求められている。
まず、基調講演の「転機の水田政策・農業と産地戦略」では、水田政策の制度疲労と水田農業の負のスパイラルから脱却し、米を増産する方向への転換とJAの課題を提起する。
さらに、各JAによるマーケットイン型の米販売・水田農業の取り組み、多様な水田営農経営体・農家の支援・育成、各種施設の運営、再編策等の実績と新たな事態への対応を交流し、議論する。そのことを通じて、新たな事態に対応し、将来を見据えたマーケティングを基礎とした販売から生産までの産地戦略とその構築への課題、JAの役割を検討する。
■プログラム(予定) ※演題はすべて仮、事例報告の順序は入れ替わる可能性があります
1日目 2月6日(木)
12:00~ 受付
13:00〜 開会挨拶
黒澤賢治(JA総合営農研究会代表委員)
13:15〜 基調報告 転機の水田政策・農業と産地戦略 ―制度疲労と令和の米騒動
吉田俊幸(農政調査委員会理事長/JA総合営農研究会副代表委員)
水田政策の制度疲労と水田農業の負のスパイラルから脱却し、米を増産する方向への転換とJAの課題を提起する。
《事例報告1~4》
4JAより、マーケットイン型の米販売・水田農業の取り組み、多様な水田営農経営体・農家の支援・育成、各種施設の運営、再編策等の実績と新たな事態への対応などを実践報告。
14:10〜 事例報告1 JA上伊那 「地域で取り組む米の安定供給」(仮)
三澤 宏樹(JA上伊那 営農経済部 米穀課課長)
15:25~ 事例報告2 JAぎふ 「JAぎふの水田農業戦略の実践」(仮)
辻有記臣(JAぎふ 営農部部長)
16:30〜 質疑・討論
17:30〜 交流懇親会(会場未定) 〜20:00
2日目 2月7日(金)
9:00〜 事例報告3 JAえちご上越
「米の大産地を支える協同活動の総合コーディネート」(仮)
岩崎健二(JAえちご上越 常務理事)
9:50〜 事例報告4 JAレーク滋賀
「広域合併で抱える米環境をめぐる課題と地域生産体制の確立」(仮)
川端均(JAレーク滋賀 常務理事)
10:55〜 まとめとコメント
仲野隆三(JA総合営農研究会 副代表委員)
11:10〜 総合討論
11:55 閉会・連絡事項(~12:00終了)
■ 参加費
●会 員
会場参加:17,000円(正会員・生産法人会員・団体特別会員で2人目以降は14,000円)
オンライン:12,000円(正会員・生産法人会員・団体特別会員で2人目以降は9,000円)
●非会員
会場参加:22,000円
オンライン:17,000円
※ 今回から、オンライン参加の参加費を会場参加とは別に設定します。
※ 事前にお振込みください。振り込み先は別途お知らせします。
※ 参加費に宿泊費は含まれていません。交通・宿泊は各自ご手配ください。
■ 参加申込み締切 2025年1月31日(金)
※ 締切日を過ぎてのお申込みは、JA総合営農研究会事務局宛ご相談ください。
■ お申込み方法 次のフォームからご入力ください。
複数人でご参加の場合は、下記の申込書をダウンロードし、PDFに直接入力してメール添付(こちらから)、または印刷してFAX(048-299-2815)で、事務局(農文協)までお送りいただくことも可能です(3名まで記載できます)。