65回目のJA総合営農研究会の公開研究会を開催いたします。
対面で実施する予定ですが、オンラインでも参加可能です。
各地のJAの皆様からのご参加を心よりお待ち申し上げております。
!会場がJAビルとは異なります。ご注意ください!
6月13日 プログラムの時間を一部変更しました。発表者を追加しました。
日 時 | 2024年7月12日(金)13:00〜17:30 7月13日(土)9:00〜11:30 | |
場 所 | 中労基協ビル 4Fホール オンライン参加可(zoom使用) 東京都千代田区二番町9−8 麹町駅徒歩2分、四ツ谷駅徒歩7分 地図 | |
テーマ | 農産物直売所 原点とこれから |
■ 開催趣旨
農産物直売所は、果樹や特定品目の産地での直売を原点とし、「地産地消」運動および消費者の「食の安全・安心」への要望の高まりを背景に全国各地で増加・発展した。その後、高鮮度・リーズナブル価格帯の提供が地元消費者の支持を得て、急速に取扱数量・高を増加させると同時に、女性や高齢者、小規模農家を含む生産者と地元消費者との交流の場にもなった。店舗数の増加とともに規模も拡大し、農産物流通およびJAの農産物販売・経営において重要な地位を占めている。
しかし、中食の増大、食の簡便化など消費形態が大きく変化し、農産物流通も大きな変動を遂げている。さらに卸売市場法の改正により、青果物・畜産物の流通の変化が加速化すると予想される。すでに「道の駅」をはじめ様々な業種が、農産物直売所がもつ地場流通や安心・安全といった機能を取り入れた事業を各地で展開している。
そこで、農産物直売所の意義・役割の原点に立ち返りながら、新たな時代に対応して事業を変革することが求められている。具体的には、地産地消運動の機能を踏まえて農産物直売所の販売状況を厳格にリサーチし、その運営や出荷者との関係を点検し、改善することである。また、事業採算や組合員所得の向上に貢献するような運営改善の方向も検討する必要がある。
当日は斉藤修千葉大学名誉教授の基調講演に加え、多様な消費者ニーズへの対応、地産地消、准組合員・女性・新規就農者などの参画を促す取り組みなど、最新の多彩な実践事例が報告される。地産地消の原点に立ち返り、JAの新たな事業となる農産物直売所をめざして活発な議論を交わしたい。
■プログラム(予定) ※演題はすべて仮、事例報告の順序は入れ替わる可能性があります
1日目 7月12日(金)
12:00~ 受付
13:00〜 開会挨拶
黒澤賢治(JA総合営農研究会代表委員)・藤間則和(JA全中常務理事)
13:15〜 情勢報告 JA全中 農産物直売所の実情と課題を探る
14:00〜 事例報告1 JA金沢市 「ほがらか村」
亀田英喜(常務理事)・井納拓樹(園芸販売課課長)
加賀野菜をはじめとする地産地消
14:40~ 事例報告2 JAはだの 「じばさんず」
内藤聖樹(営農販売部営農販売課課長)
都市住民を巻き込み、准組合員を含む出荷者を育成
15:30~ 事例報告3 JA東とくしま 「みはらしの丘 あいさい広場」
小川貴士(副参事)
突出した売上を誇り、有機農業、消費者交流の拠点にも
16:10~ 事例報告4 JAおちいまばり 「さいさいきてや」
田中拓也(営農販売部直販課課長)
生鮮3部門を備えた店舗に、食堂・農園・カフェを併設
17:20〜 質疑・討論
18:00〜 交流懇親会(別会場) 〜20:00
2日目 7月13日(土)
9:00〜 4事例のまとめとコメント
仲野隆三(JA総合営農研究会副代表委員)
9:20〜 基調講演 JA農産物直売所の「危機」と革新の方向
斉藤修(千葉大学名誉教授)
10:30〜 総合討論
11:30 閉会
* * *
11:30〜12:00 2023年度総会(会員のみ)
■ 参加費
会 員:12,000円(正会員・生産法人会員・団体特別会員で2人目以降は9,000円)
非会員:17,000円(1人あたり)
※ 事前にお振込み(振り込み先は別途お知らせします)ください。
※ 参加費に宿泊費は含まれていません。交通・宿泊は各自ご手配ください。
■ 参加申込み締切 2024年7月5日(金)
※ 締切日を過ぎてのお申込みは、JA総合営農研究会事務局宛ご相談ください。
■ 公開研究会案内は下記よりダウンロードできます。(6月13日 一部変更しました)
■ お申込み方法 次のフォームからご入力ください。
複数人でご参加の場合は、下記の申込書をダウンロードし、PDFに直接入力してメール添付(こちらから)、または印刷してFAX(048-299-2815)で、事務局(農文協)までお送りいただくことも可能です(3名まで記載できます)。