64回目のJA総合営農研究会の公開研究会を開催いたします。
対面で実施する予定ですが、オンラインでも参加可能です。
各地のJAの皆様からのご参加を心よりお待ち申し上げております。
日 時 | 2024年2月2日(金)13:00〜18:00 3日(土)9:00〜12:00 | |
場 所 | 1日目:JAビル 401(A+B)会議室(カンファレンス) オンライン参加可(zoom使用) | |
テーマ | 組合員手取り最優先がJA営農経済事業の原点 |
2024/1/30 プログラムの一部を変更しました。
■ 開催趣旨
コロナ禍、肥料・農薬・飼料の高騰により、農業経営者は様々な経営の課題に直面しています。新たな時代の変化を踏まえ、JA総合営農研究会の設立趣旨である「さらなるJA事業改革と協同活動の再構築を通じ、組合員の手取り最優先と事業収支均衡を追究」することが、今改めて求められています。
そのためには、組合員とのコミュニケーションを通じてニーズを把握することと、農産物の消費・流通の変化に対応した事業の構築、生産者の経営改善が必要です。
各JAには、組合員の手取り最優先の営農経済事業の取り組み、再構築の実践・成功・失敗の事例があります。組合員宅訪問を徹底的に行なうことでコミュニケーションを図り、個々のニーズをとらえ、丁寧に寄り添いながら経営改善につなげるTACの実践もその一つの事例といえます。
基調報告は、元NHK解説副委員長で現在日本農業経営大学校校長を務める合瀬宏毅氏に依頼しました。高い経営感覚を持った農業経営者人材の育成に取り組んでこられた経験・知見を踏まえ、JAが農業者の経営向上に対しできることは何か、農業者をバックアップするJA職員の育成のあり方などを提起いただきます。
そして、組合員のニーズを把握し,農産物消費・流通の変化および資材等の供給変化に対応した各JAの取り組み(成功、失敗)の事例に学びながら、新時代に対応した生産者手取り最優先の営農経済事業をともに模索したいと考えます。
■プログラム ※演題はすべて仮です
1日目 2月2日(金)
12:00~ 受付
13:00〜 開会挨拶
黒澤 賢治(JA総合営農研究会 代表委員)
13:15〜 基調報告 農業を取り巻く環境変化と人材教育
合瀬 宏毅(一般社団法人アグリフューチャージャパン代表理事 兼 校長理事)
元NHK解説副委員長。農業現場の課題を長く取材し、現職では高い経営感覚を持った農業経営者人材の育成に取り組む。これらの経験・知見を踏まえ、JAが農業者の経営向上に対しできることは何か、農業者をバックアップするJA職員の育成のあり方などを提起。
14:30〜 事例報告1 JAグリーン近江
法人との連携と水田農業の再構築
和田 洋(営農事業部営農振興課課長補佐)
TACに若手職員を多く配置。米・麦・大豆+特産園芸品目による経営の高度化・多角化、環境こだわり米などの提案と米集荷対策を実施し、法人間の連携や若手農業者対応に取り組んできた。
15:25〜 事例報告2 JAおちいまばり
島嶼部・中山間地の産地維持・拡大のために
森 康弘(営農振興部部長)
塩見 仁士(営農振興部営農指導課係長)
島嶼部と中山間地域を管内にもつ。地元企業とも連携しながら、TACが労働力支援のコーディネートや新規就農者の雇用、農作業受託のパイプ役を担うなど、産地の維持・ 拡大に貢献している。
16:20〜 質疑・討論
18:00〜 交流懇親会(別会場) 〜20:00
2日目 2月3日(土)
9:00〜 事例報告3 JAしまね
県1JAにおける営農経済事業の成果と課題
澤津 賀一(営農対策部営農指導課課長)
合併から8年。県1JA体制のなかで、そのメリットをどう生かし、組合員の経営改善や営農継続に努めてきたか。また、合併JAならではの苦労、次代を担う組合員や職員の思いとは。
10:15〜 総括
黒澤 賢治(JA総合営農研究会 代表委員)
11:15〜 質疑・討論
11:50〜 閉会挨拶
* * *
13:00~15:00 2023年度第3回運営委員会(委員のみ)
■ 参加費
会 員:12,000円(正会員・生産法人会員・団体特別会員で2人目以降は9,000円)
非会員:17,000円(1人あたり)
※ 事前にお振込み(振り込み先は別途お知らせします)ください。
※ 参加費に宿泊費は含まれていません。交通・宿泊は各自ご手配ください。
■ 参加申込み締切 2024年1月29日(月)
※ 締切日を過ぎてのお申込みは、JA総合営農研究会事務局宛ご相談ください。
複数人でご参加の場合は、下記の申込書をダウンロードし、PDFに直接入力してメール添付(こちらから)、または印刷してFAX(048-299-2815)で、事務局(農文協)までお送りいただくことも可能です(5名まで記載できます)。