61回目のJA総合営農研究会の公開研究会を開催いたします。
対面で実施する予定ですが、オンラインでも参加可能です。
各地のJAの皆様からのご参加を心よりお待ち申し上げております。

  日 時 2023年2月3日(金)13:00〜17:30  2月4日(土)9:00〜12:00
  場 所 JAビル4階 401(A+B)会議室  オンライン参加可(webex使用)
  テーマ 経営コスト高騰と農業経営 
〜止まらない生産資材・物流コスト高騰にJAグループはどう向き合うか?〜

■ 開催趣旨

 我が国は農業生産に要する肥料、飼料、燃油、プラスチックフィルム等の原料のほぼ全てを輸入に依存しているために、近年の国際情勢の大混乱による調達困難の状況が大きく影響して、かつてない生産資材価格高騰が続いています。加えて、物流コスト増に必至とされる「物流業界の働き方改革」適用開始も2024年4月に迫っています。これらによって経営費全体が大きく膨れ上がる懸念と経営の将来を描きにくくなった不安感から、生産の現場では極めて深刻な問題となっています。
 肥料原料の高騰は、主産国である中国の輸出規制とウクライナ戦争によるロシア、ベラルーシからの輸入停滞によって、それ以外の産出国に需要が集中しているためであり、プラスチックフィルムや燃油の原料となる原油の高騰も、ロシア産原油に欧米各国が輸入規制をかけていることによって、ロシア以外の産油国に需要が集中しているためです。
 また、農畜産物の価格だけでなく生産資材費にも大きな影響を及ぼす物流コストについても、軽油やガソリンの値上げに加えて、「2024年問題」とも言われている「時間外労働の上限規制適用による月あたり積載量の減少」と「割増賃金率の引き上げによる人件費上昇」等によって値上げが確実視されています。
 そこで本研究会では、生産資材・物流コスト高騰が農業経営に及ぼす影響と課題について今一度整理をして共有化を図ります。そして、肥料、物流といった個々の対策だけでは充分な削減効果が期待できない現実を踏まえて、メスを入れる対象を「経営全般」に拡大し、コスト面だけに捉われない、既存経済事業の深耕、他事業・他企業との柔軟な組合せ、さらには新規事業の創出等も視野に入れ、事例報告を踏まえながら解決方向を見出すための討論を重ね、認識を深めていきます。


■プログラム(予定) 

1日目 2月3日(金) 〈農業経営、地域農業全般を俯瞰したコスト対策〉

司会 ◆吉田 俊幸(JA総合営農研究会副代表委員)

12:00~ 受付

13:00〜 開会挨拶
      黒澤 賢治(JA総合営農研究会 代表委員)
      肱岡 弘典(JA全中 常務理事)

13:20〜 生産者事例1 混合たい肥複合肥料を活用した大規模農業法人における肥料高騰対策
      竹村 正義((有)サンワアグリビジネス 代表取締役)
      松本 宏史(JA全農いばらき 生産資材部県西推進事務所長)

14:05〜 生産者事例2 生産工程全般を俯瞰することで大幅なコスト削減を実現
      横田 修一((有)横田農場 代表取締役)

15:00~ 基調報告 経営全般を俯瞰したトータルコスト削減
      梅本 雅(農研機構 理事/JA全農 テクニカルアドバイザー)

単に「肥料代」「フィルム代」等々の個別の事象に目を奪われても大幅な資材費削減は困難。コスト削減は、「農家経営」全体を俯瞰したなかで考える必要がある。その基本的な観点・考え方を示す。

16:40〜 質疑・討論 〜17:30

18:00〜 交流懇親会(別会場) 〜20:00

2日目 2月4日(土) 〈持続可能な物流体制にむけて〉

司会 ◆仲野 隆三(JA総合営農研究会副代表委員)

9:10〜  (1)持続可能な物流体制の維持に向けて課題を洗う
      秋山 義郎(JA全農 経営企画部物流対策課課長)

いまJAグループが直面する物流問題とは一体何か。コスト上昇の要因は? 基本と全体状況、当事者として取り組むべき課題と対策の方向性を共有する。

9:30〜  (2)持続可能な販売物流に向けたJA全農秋田県本部の取り組み
      井村 竜也(JA全農 園芸物流対策課課長)

10:00〜 (3)青果物の遠隔地輸送における物流対策
      ホクレン農業協同組合連合会

10:30〜 質疑・討論

11:50〜 閉会挨拶

13:00~15:00 2022年度第3回運営委員会(委員のみ)


■ 参加費
会 員:12,000円(正会員・生産法人会員・団体特別会員で2人目以降は9,000円)
非会員:17,000円(1人あたり)
※ 事前にお振込み(振り込み先は別途お知らせします)ください。
※ 参加費に宿泊費は含まれていません。交通・宿泊は各自ご手配ください。

■ 参加申込み締切  2023年2月2日(木)
※ 締切日を過ぎてのお申込みは、JA総合営農研究会事務局宛ご相談ください。

*プログラム詳細、案内ちらしは、後日掲載する予定です。

■ お申込み方法 次のフォームからご入力ください。
公開研究会参加申し込みフォーム
複数人でご参加の場合は、下記の申込書をダウンロードし、PDFに直接入力してメール添付(こちらから)、または印刷してFAX(048-299-2815)で、事務局(農文協)までお送りいただくことも可能です(3名まで記載できます)。
第61回公開研究会申込書